たわごとのページとは、なんでも意見/製作の失敗談/我が家の紹介/などなど・・・スペアナに関係あること無いことを紹介していくページです。但し、公序良俗を侵害する内容や、気分を害することは一切いたしません。
TOPページで、
と出ていたときには要チェックです。ここで作者が何らかの「たわごと」をつぶやいています。
Spectrum電子工作ホームページの目的(たわごと#0)
私が電子工作に興味を持ち始めた十数年前(たわごと#1)
そのとき一番ほしい測定器は、オシロスコープでした。しかし、いまやロープライスのモデルとして、A/Dコンバータを使ったデジタルストレージオシロスコープや、はたまたペン型のオシロスコープなんていうのも登場し、数万円も出せば手に入るようになりました。もはや電子工作者の間ではオシロスコープは、かなり普及してきていると思います。
電子工作者は、どんな測定器がほしいのか(たわごと#2)
さて、電子工作をされている方々に、最近もっともほしい測定器は?と聞いてみると「周波数カウンタ」「オシロ」そして「スペアナ」というのが多いようです。オシロとスペアナは、エレクトロニクス各分野の高度な技術が集結された測定器ですが、オシロとスペアナの違いは実は、信号を時間軸で観測するか、周波数軸で観測するかの違いだけなのです。そんな私も、「スペアナがあったらいいな!」と今春カル〜イ気持ちで思い、秋葉原の測定器販売店へ行きました。
恐ろしく高価な測定器「スペアナ」(たわごと#3)
秋葉原の測定器販売店へ行き、お店の値札を見てビックリ、中古品でさえも100万円弱、また聞いてビックリ、市販品は高いもので1000万円という恐ろしく高価な代物ではないですか。当然そんな予算は無いし、捻出はできません。なれば自作を・・・
500MHz スペアナ・アダプタ・キットを発見(たわごと#4)
なれば自作をと決心し、秋葉原のパーツショップへ向かいました。秋葉原で異様なほど人だかりしている秋月電子の店頭ですが、そこに500MHz スペアナ・アダプタ・キットという代物があります。実は、以前にCQ誌で掲載されたキットです。(CQ HamRadio 1997.11月号 pp.123〜130参照) 「特集 秋月のキットを完璧に作る」、と題したもので、500MHzまでのスペアナの作製記事があります。早速購入、いざ作製へ!!
秋月電子のホームページ http://www.akizuki.ne.jp/
スペアナ・アダプタ・キットを作ってはみたが・・・(たわごと#5)
改善すべき点
(1)TVチューナーモジュールの周波数掃引に疑問
周波数帯によってTVチューナーのダイナミックレンジが狭く、しかも直線的ではない。TVチューナーの周波数をそもそも 掃引させること自体がまずく、周波数は固定とすべき。
(2)のこぎり波発生回路は安定した構成に
キット付属の回路構成では、安定したのこぎり波を形成するのは至難の業です。
安定度の高い回路構成を採用すべき。
秋月電子のキットの中でも難易度最高ランクに属すると思われます。
このような点をもう少し、良くしてくれれば実用的になるのだが・・・
そこで、スペアナ・アダプタ・キットを作製したが、もう少し特性を改善
したいと思われる方に、今後情報を提供していく予定です。
ホームページ「GigaSt」 青山さんとの出会い(たわごと#6)
しばし情報を集めるため、Webで検索していたところ、実用的でしかも完成度の高いスペアナのホームページ「GigaSt」に出会いました。ホームページを拝見したところ『お小遣いでも作れるスペアナ』とあり、私はそれを見てとても感銘を受けました。早速、青山さんにご連絡し実際に作製しました。
あなたも電子工作を始めませんか ? というはじまりで、ホームページ「GigaSt」のTOPページがあります。ご紹介として、少しこのページの内容を引用させていただきますと
「GigaStとは あなたのパソコンに2GHzまでの高周波回路とフラッシュメモリ−を内臓したマイコンに各種デジタルのハ−ドを追加して各種のソフトでネットワ−ク化した環境の事です。最先端のアナログ技術とデジタル技術にあなたのソフト技術が加わってあなた好みの機能にフレキシブルに変身させる事が出来ます。 」 ということで、"電子工作"に興味を持っておられる方々に 新しい世界を提供し 物造り(ハ−ド+ソフト)の楽しさを更に広げてもらうことを目的とされています。作製は、ちよっとした半田つけの経験があれば容易に組み立てができるものと思います。
なお、完成者の声には、作られた方々からの喜びの声が掲載されています。
我が家の紹介(たわごと#7)
我が家のネコを ご紹介いたします。(
2001.5.26)
やんちゃな 野良(雄猫 4才)
彼の名前は「野良(ノラ)」といいます。
まだ子猫で、やんちゃ坊主です。
天気が良い日は、家のベランダで、
いつも、ひなたぼっこをしています。

いつも、やんちゃな
のら君の行動を
アニメーションGIFで
ご覧下さい。
えっ! スペアナから人の声や音楽が聞こえるってほんと?
(たわごと#8)
ここはスペアナ専門のホームページですが、余談としてスペアナから人の声や音楽が聞こえるよ!って言ったら、あなたはどう思いますか?スペアナを全く知らない人だったら、そういうものだと信じ込むかもしれませんが、測定器として一度でもスペアナを使った経験のある人に聞いたとして10人中、何人の人がYESと答えるでしょうか?
ふ〜んSPECTRUMの作者が、また、たわけたコーナーで言っていること。そんなのウソだ!信じられないよ!、なんて思う人が大部分でしょうか。
まあ、もちろんスペアナのケースに耳をくっつけて音が聞こえる地獄耳の持ち主の方は別として、スピーカーと少し音を大きくするための簡単な回路があれば聞くことができます。
本音を言えば紹介している狭帯域版スペアナですが、実はスペアナがラジオになるのではなく、ラジオがスペアナになるのです。
AMラジオは、どの家庭にも1台はあるはずです。もしあなたが、ラジオのスイッチを入れてダイヤルを回せば(失礼、今はどのラジオもプッシュ式かな?)、音楽番組あり、ニュースありと、あらゆる放送が周波数バンド内の放送であれば誰でも聞くことができます。
さて、放送の選局とスピーカーから出る音との関係は?
(周波数掃引)放送の選局をするのにラジオの周波数を変えていますね。
(信号強度)そしてスピーカーの音の大きさで、信号の強さを実感しています。
もし自動的に周波数を掃引してくれて、音の大きさが見えるようにグラフ化できれば、まさにスペアナもどきとして使えるではありませんか。あなたは、知らず知らずのうちに、このスペアナを体験しているのです。
(注)ここで、誤解されるといけないため注釈を入れておきます。
厳密に言えば、放送局の搬送波(キャリア)の信号強度としては、スピーカーの音の大小には関係なく一定です。すなわち、放送中で音が出ていないときでもキャリアは存在します。ここでは側帯波(サイドバンド)の強度という意味で使わせていただきます。また、大半のラジオは、なるべく音のレベルを一定にして聞き易くするために、AGC(Automatic
Gain Control)がかけられており、信号強度の変化とスピーカーからの音の強度変化は必ずしも一致いたしません。
また周波数としては、AM波はキャリアを中心に、その両側(上下)にサイドバンドが存在します。すなわち厳密に言えばAM放送局の電波は、下側波帯(LSB)と搬送波と上側波帯(USB)の3つの周波数から成り立っています。したがって、AMラジオ受信機がそのままでスペアナのように使えるというわけではありません。
ということで、ここで紹介している狭帯域版スペアナは、ダイレクト・コンバージョン受信機を応用したものですから、人の声や音楽が聞こえてきても何も不思議はないのです。ですから、ちょっとしたAMラジオを作製した経験のある人だったら、簡単にできちゃいます。
さて、狭帯域版スペアナを作製しようとする人は、AM受信機をおろそかにしてはいけません。今時、AMラジオだなんて・・・ってバカにするとバチがあたるようです。どんなバチかというと「製作のウデが上がらない」というバチだそうです。CQ出版からトランシーバー製作入門AM SSB編という本で、それが実証されているようです。
SPECTRUM 別館 HP開設のいきさつ(たわごと#9)
それは実に簡単な理由である。本館のところでは掲載できるファイル容量が足りないからです。
これまでは、SPECTRUM本館の会員規約
第3条で「本サービスによる提供ディスク容量はホームページ用2MB、メール用2MBとします。これを越えた場合は無条件に元のデータも削除する場合があります。」と、あるのです。
1999年11月にホームページを開設して以来、2000年1月の3ヶ月間の段階で、掲載してきた記事の総容量を確認すると、約800kBでした。画像データを含めて1ヶ月あたりで約260kBの記事内容として単純に見積っても、あと半年も保つことができません。
幸いにも2000年1月中旬にサーバーの移設がありまして、ホームページ容量の増量についての連絡がありました。それは、「これまで、メール容量2MB
+ ホームページ容量2MBでしたが、移設後からは、メール容量 + ホームページ容量
= 5MBとなります。」と、いうことでした。
しかし、この変更で注意したいのは、メールがたまりすぎるとFTPによるアップロードができなくなってしまいます。逆に、アップロードで制限いっぱいまで利用していると、メールの送受信ができません。<--- おいおい (^
^;)
そこで、一般のメールについては、他のEメールアドレス(yahoo!さんお世話になります)、へ送ってもらうことにしました。
で、5MBをホームページでフルに利用させていただいたとしても、2.5倍に寿命が延びるだけで、あと10ヶ月の命なのです。
したがって、あと1年保つことも難しく、2001年を安心して迎えることができないことが分かりました。
こんな「たわごと」を掲載しているから、このコーナーをやめてしまえば良いのでは?と思ったのですが、実はスペアナ製作と並んでこのコーナーを楽しみに見てくださるファンが何人かおられたのです。
「たわごとのページ」、面白く読まさせて頂きましたというEメールが届いていますし、我が家の紹介(たわごと#7)に興味をもたれ、そこで紹介したネコに思わぬ反響が集まっています。
実は本音を言うと、このコーナー青梅市に離れて住む妹がいて、ときどきこのホームページをチェックしているようです。スペアナとか電子工作なんて、見てもまったくチンプンカンプンってことですので、スペアナ専門とは言っても、そう、このコーナーはそういう人のためのページなのです。
話が本題から外れてきましたが、要するに別館を開設することで、より多くの方々に電子工作の情報を提供していこうという主旨なのです。まだスペクトラム・アナライザ作製の連載が進行中ですので、ただいま別館はスペアナ専門ページとして公開しています。
なお、別館の提供するホームページスペースは、20MBです。これなら、多くの情報を提供できるでしょう。また別館では、「公開するホームページの内容は、個人利用・商用利用ともに自由です。」と、いうことで、紹介したスペアナがキット化されたことも考えて、こちらでは頒布についても、これから期待できるページになるでしょう。
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